ガラテヤ人への手紙の構成は
1章~4章が教理・教義
5章、6章が適用・実践です
この1~4章の大きなテーマは福音の定義ですが
2:6 その主だった人たちは、(エルサレムの使徒達)私に対して何も付け加えはしませんでした。
3:15、、、それに付け加えたりしません。
文脈は福音に何かを付け加えることが間違いであることを説明する内容になっていると思います。
福音の添加物が問題であり、添加物が見受けられるならば福音ではないと
パウロは伝えています。
東京キリストの教会の教える救いについての添加物が割礼やモーセの律法などではないので問題が無いわけではなく、現代の教会の添加物は何か見極めなければなりません。
しかしながら、リーダーの教えにばかり関心を持ち、正しい聖書の読み方や解釈を知らないまま長く信仰生活を続けてきたメンバ-及び元メンバーに見受けられるのは、
難しいことは分からいけど、イエスを信じ続けていれば大丈夫
とか
とりあえず、十字架が含まれていれば大丈夫
とか、福音の定義がはっきりしていない傾向があるように思います。
例えるなら、市販の風邪薬ように
咳によく効く風邪薬Aも、鼻によく効く風邪薬Bも、頭痛によく効く風邪薬Cも
それぞれ違いはあるにせよ、すべて共通して解熱剤が含まれているから、風邪を治すには、効果があると考えるのと同様に、
福音も教会Aでは、弟子の条件+洗礼+福音で救われる、教会Bでは、異言+福音で救われる、教会Cでは、主に対する従順+洗礼+福音で救われる、など
とりあえず、福音が入っていれば救われるでしょ、大丈夫だし、結局、神様にしか分からないでしょといった感じに流されていることがあるのではないでしょうか、、、
パウロはこの手紙で、上記教会のAもBもCも別の福音だと言っています、
無添加でなければ福音とは言えません。
別の福音はないわけですから
福音でないなら、救われません。
1コリント15
1 兄弟 たち。 私 が あなた がた に 宣 べ 伝え た 福音 を、 改めて 知らせ ます。 あなた がた は その 福音 を 受け入れ、 その 福音 によって 立っ て いる の です。 2 私 が どの よう な ことば で 福音 を 伝え た か、 あなた が た が しっかり 覚え て いる なら、 この 福音 によって 救わ れ ます。 そう で なけれ ば、 あなた が た が 信じ た こと は 無駄 に なっ て しまい ます。 3 私 が あなた がた に 最も 大切 な こと として 伝えた のは、 私 も 受け た こと で あっ て、 次 の こと です。 キリスト は、 聖書 に 書い て ある とおり に、 私 たち の 罪 の ため に 死な れ た こと、 4 また、 葬ら れ た こと、 また、 聖書 に 書い て ある とおり に、 三日 目 に よみがえら れ た こと、
これが無添加の福音です。信じたとき救われます。条件はありません。神の招きに信仰で応答するだけです。