これまで、カルト教会には様々な口伝律法(その教会独自の掟)があり
その口伝律法が問題であると書いてきました
教会を不健全な信仰へと導くその口伝律法が
正しい教えなのか誤りなのかを判断する必要が
あるわけなのですが、私が最も助けられたのが
神学の解釈学を
ツールとして用いることでした。
カルト教会は神学に対してアレルギー反応を持っているので
これまで神学という話はほとんど聞いたことがありませんでした
この教会の牧師は神学校に行かないたたき上げの独学牧師なので
なおさら、神学を教会に広めることもありませんでした。
しかし、この解釈学の原則を用いて聖書を読み始めたときに
頭が整理されていくのを実感しましたので
教会の健全化、信仰の健全化に
解釈学を適用することをお勧めします
頭の中には
色々な聖書の知識があるわけですが
解釈学を身に着けながら
その知識が正しい解釈のものなのか
そうではなく、誤ったものであったのか
仕分けしていくことになります
非常に地味な作業ではありますが
学びを継続していると
聖書全体の文脈が見えてくるようになっていきます
そうすると、その文脈に調和しない
その教会独自の口伝律法はポロポロとこぼれ落ちる様になり
正しい解釈の知識が増し加わるようになると思います
「わたしは心が柔和でへりくだっているから、
あなたがたもわたしのくびきを負って、
わたしから学びなさい。
そうすれば、たましいにやすらぎを得ます。
わたしのくびきは負いやすく、
わたしの荷は軽いからです。」
マタイ11:29.30
口伝律法というくびきを負わされた
言われました。