2019-01-01から1年間の記事一覧

ガラテヤ人への手紙から 5の3

ガラテヤ3:6から22に救われる(義とされる・罪赦される・神との関係の回復)原則があると書きましたが、パウロは信仰の父である、アブラハムを引用し異邦人であるガラテヤ人(ユダヤ的背景の無い)に解説を始めます。 ガラテヤ3:7 だから、信仰によって生…

ガラテヤ人への手紙から 5の2

ガラテヤ3: 5あなたがたに“霊”を授け、また、あなたがたの間で奇跡を行われる方は、あなたがたが律法を行ったから、そうなさるのでしょうか。それとも、あなたがたが福音を聞いて信じたからですか。 6それは、「アブラハムは神を信じた。それは彼の義と認め…

ガラテヤ人への手紙から 5の1

これまで、救いについて 何度も、信じるだけであること ○○○○しなくては救われないは、福音の添加物であって 異質なものになってしまうことを書いてきましたが ガラテヤ3:6~22 においてその根拠をパウロは解説しています。 ガラテヤ3:6~9から信仰の父アブ…

ガラテヤ人への手紙から 4

ガラテヤ人への手紙の構成は 1章~4章が教理・教義 5章、6章が適用・実践です この1~4章の大きなテーマは福音の定義ですが 2:6 その主だった人たちは、(エルサレムの使徒達)私に対して何も付け加えはしませんでした。 3:15、、、それに付け加えたりしま…

ガラテヤ人への手紙から 3

ガラテヤ人への手紙の特徴として挙げられるていることに パウロが書いたこの手紙には他の手紙との違いとして 誉め言葉がない 賞賛の言葉がない 感謝の言葉が無い 祈りの要請が無い 信徒に対して「キリストにあって」「キリストのうちにあって」いわゆるIn Ch…

ガラテヤ人への手紙から 2

新約聖書のなかで最初に書かれたものが このガラテヤ人への手紙と言われています 第一回伝道旅行(使途16:6)第二回伝道旅行(使途18:23)に名前があがっているようにパウロ自身が福音を語り自分が設立した諸教会ですが 初代教会の論争として最初に大きな…

ガラテヤ人への手紙から

ある神学校で講師が生徒へ課題を出したそうです それは、イエス様が語られた教えの中で 最も多いものは何についてであったか? というものだったそうです 愛についてか?赦しか?悔い改めか? 神学生たちは福音書から一つ一つ分類し 数えていき答えを導きだ…

弟子とは その7

東京キリストの教会的に救いの条件としては 福音+弟子の条件(水の洗礼含む)+教会のルール となるのではないでしょうか 弟子の勉強は救いの条件へとスライドし 弟子が救われる として、弟子としてこうあるべき! という律法が生まれることにつながります …

弟子とは その6

これまで、東京キリストの教会的テキストの弟子の勉強の問題点を書いてきました ユダヤ的に弟子とは、フォロワーや学ぶものという意味があります さらに、信じること と 行い は現代的な一般的宗教観から区別しがちですが ユダヤ的にはコインの裏と表のよう…

弟子とは その5の続き

前回、信じるだけでは十分ではない という教えを まだ救われていないと促す段階で適用させることに 問題があると書きました。 誤解の無いようにしますが 何もしない方がいいとかサンデークリスチャンでOKとか そういった議論ではありません 適用のタイミング…

弟子とは その5

ヨハネ8:31 イエスは御自分を信じたユダヤ人たちに言われた。「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当ににわたしの弟子である。 この聖句も未信者の弟子についての学びに使用されます 信じたユダヤ人=信者と適用し 言葉にとどまるなら=弟子と適…

弟子とは その4

使徒11:26 ”このアンティオキアで、弟子たちが初めてキリスト者と呼ばれるようになったのである。” まず文脈ですが、10章で初めて異邦人が救われたことをルカは記載しました。11章でペテロによってそのことがエルサレム教会に報告されました。さらに11章で…

弟子とは その3

マタイ28:18-20 それゆえ,あなたがたは行って,あらゆる国の人々を弟子としなさい。 そして,父,子,聖霊の御名によってバプテスマを授け, また,わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように, 彼らを教えなさい。 昇天まえのイエス様の…

弟子について その2

以前、カルト的信仰の入口と出口と書きました 出口については誤った洗礼の解釈を書きました 私が思うこの入口について書きたいと思います 東京キリストの教会の未信者の聖書勉強の 基礎がおわり、いよいよ本腰の聖書勉強の最初に キリストの弟子についての学…

真理のみことば伝道協会の記事について

cult-sos.net 上記の記事についてですが 私もこの記事を読んでとても驚きました 悔い改めのことではなく、 東京キリストの教会が外部の牧師を招いたということに 驚きましたしたので、とても気になり、真理のみことば伝道協会に 電話して聞いてしまい、 結局…

弟子について

昨年2018年にカルト的キリスト教会に詳しい牧師さんを訪ねました 色々と質問したかった為です 東京キリストの教会については20年以上前から 元メンバーの方々から相談をうけていたようでした それらをまとめた印象から 行き過ぎた弟子訓練の教会 というイメ…

そもそも洗礼(バプテスマ)とは何か その7

これまで洗礼(バプテスマ)について書いてきました 誤解のないようにお伝えしたいのですが 水の洗礼が救いの条件であることに対して 否定をしていることであって、どうでもいいと思っているわけではありません。 イエス様も行われ、授けるように言われた弟…

そもそも洗礼(バプテスマ)とは何か その6

使徒2:38の続きです まず文脈ですが イエス様のが復活されて→昇天されます→ペンテコステに聖霊降臨が起こり→使徒達が異言を語り、そしてペテロが第一回目のメッセージを行った その内容の一節となります。 まず、:5~あるようにこの場にいたのは巡礼に訪れ…

そもそも洗礼(バプテスマ)とは何か その5

次に使徒2:38についてですが 東京キリストの教会では 使徒2:36~38 が十字架のメッセージを聞いて→心うたれて→洗礼受けて(水の洗礼)→罪赦されて救われる という教義になっており、水の洗礼が救いの条件であることを この聖句から教えます。 :38だけ読む…

そもそも洗礼(バプテスマ)とは何か その4

前回、ローマ6:3-5について書かせていただきましたが 東京キリストの教会の解釈に問題があるわけで この聖句はとてつもない素晴らしい聖句で 救われ新生したクリスチャンが過去の罪が赦され、これから犯す将来の罪も赦されると知りつつも、取り扱わなくて…

そもそも洗礼(バプテスマ)とは何か その3

東京キリストの教会では ローマの6:3~5この聖句を引用して 洗礼槽に沈められて水から出てくることが 闇から死んで復活し光に入ること 救われること だから洗礼をうけて救われると教えます。 この箇所だけ示されるとあーそっかーと思ってしまいます ですが、…

そもそも洗礼(バプテスマ)とは何か その2

2000年前のユダヤにおける洗礼(バプテスマ)は全ての福音書に登場する洗礼者ヨハネのところから基本概念が学べると思います。(マタイ3章、マルコ1章、ルカ3章、ヨハネ1章)バプテスマの語源はイマース(沈める) 赤い水の中に白い布を沈め、取り出すと赤く…

そもそも洗礼(バプテスマ)とは何か

東京キリストの教会の方には タンパクでそっけなく感じるとおもいますが 洗礼は、福音を聞いて信じて(既に)救われた者が キリストとの一体化(結合)を表す儀式(しるし)です イエス様の弟子として歩む従順の第一歩であって 救われる為のものではありませ…